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シルクスクリーン+バーコ加工でインパクトUP!2022年の年賀状をご紹介

シルクスクリーン+バーコ加工でインパクトUP!2022年の年賀状をご紹介
新年あけましておめでとうございます。
新年1発目のブログは今年の年賀状についてご紹介します。

弊社の年賀状は基本的にクライアントワークで使う機会の少ない特殊加工や印刷方法を取り入れる技術テストを兼ねているのですが、今年は「シルクスクリーン」を採用しました。
どんなことをしているのか少し覗いてみましょう。

まずは今年の年賀状を見てみよう

2022年賀状絵柄面

クライアントの中には届いた方もいらっしゃるでしょうか、今年の年賀状は「寅」年にちなんで弊社のアイドル「虎」太郎氏に大活躍していただきました。

2022年賀状宛名面

今年の年賀状は弊社の名刺でも利用している「アラベール」という用紙を利用しています。
どこか温かみのある自然な凹凸感が素敵な用紙です。

シルクスクリーン+バーコ加工

絵柄面の「謹賀新年」の部分は「シルクスクリーン」という技術を利用して刷った後、「バーコ加工」という加工を施しています。
写真だとわかりづらいかもしれませんが、すこし盛り上がったツヤツヤした出来です。

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チャームポイントは裏面の切手部分!
実は虎太朗くんがいるの

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まあ切手貼ると隠れるんだけどね

シルクスクリーンってどんな技術?

シルクスクリーンは「孔版印刷」という印刷手法の一種です。
メッシュ状の布地に薬剤を塗布する等の加工をしてデザイン部分以外のメッシュを塞いだ版を作り、版の上からインクを伸ばすことで穴の空いた部分のみインクが落ちて転写される仕組みの印刷方法です。

孔版のデザイン部分にはメッシュ(細かい穴)があいています、上からインクを乗せることで、穴のあいた部分からインクが通り抜けてデザインが印刷されます

ガリ版やプリントゴッコを使ったことのある方であればイメージしやすいかもしれません。
家庭用プリンターでもCMYKの掛け合わせによって多彩な印刷が可能になった現代では、紙での印刷ではあまり使われない技法です。
今回は「バーコ加工」という加工を施すためにこの技術を利用しました。

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設備によっては曲面に直接印刷ができるし、油性インクも利用できるから一般的なインクの定着しづらいプラスチック等にも綺麗に印刷できるの

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布地やTシャツを作るイメージが強かったけど、実はいろんなところでお世話になってる技術なんだね〜

バーコ加工ってどんな技術?

バーコ加工は印刷したインク部分に樹脂パウダーを振りかけ、熱処理をかけることで樹脂を溶かし盛り上がりを付与する加工です。バーコ印刷とも呼ばれます。
アメリカのバーコ社が開発したからバーコという名前が付いているそう。

シルク印刷が乾く前に樹脂パウダーをふりかけて、エンボスヒーター等で熱すると樹脂が溶けてツヤツヤになります

年賀状用のハンココーナーで「エンボスパウダー」のような名称で販売されている商品が大体同様の製品です。

近年だとこういったツヤツヤの盛り上げ加工はUVニスという、紫外線を当てると固まるインクを印刷する技法がよく見られるのですが、バーコ加工は凸凹のある独特の味わいが特徴です。

なお、UVニスは印刷物を改めてプリンターに入れるため、位置がズレる可能性がありますが、バーコ加工の場合はインクに直に粉末をふりかけることになるため位置がずれることがないというメリットもあります。

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手作業でやる場合ちょっとした手間が必要だけど、比較的低コストで凝ったことができるのでオススメ!
お子さんのいる家庭でも一緒に作ったりできるかもね

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来年もまた何か面白技術を使えたらいいな〜
今年もよろしくお願いします!