イワシ、思っている以上にスゴいかもしれない話

日常的に購入する食材の価格も、少しずつ変化しています。
「以前より、なんとなく食費が増えた気がする」
そう感じている人も多いのではないでしょうか。
こうした中で、普段あまり意識しない食材の価格をあらためて見直してみると、意外な気づきが得られることがあります。
今回は、身近な魚であるイワシに注目してみました。
イワシの価格推移を見てみる
まずは、イワシ(100gあたり)の価格推移です。
過去10年ほどのデータを見ると、価格は上下を繰り返しながらも、近年は100円前後で推移していることが分かります。一時的に値下がりする時期もあれば、やや高くなる月もありますが、全体としては急激な高騰が起きにくい傾向があります。
物価が上昇している中でも、イワシは比較的ゆるやかな変動にとどまっており、家計への影響を感じにくい食材と言えそうです。
毎日の食事に取り入れるものだからこそ、こうした安定感は安心材料の一つになります。
豚バラ肉との比較から見えること
次に、豚バラ肉(100gあたり)の価格を見てみます。
こちらは、ここ数年で着実に上昇しており、2025年には300円前後に近づいています。
月ごとの変動は比較的小さいものの、年単位で見ると、少しずつ価格が積み上がっているのが分かります。
一回あたりの差は小さく感じられても、長い目で見ると、家計への負担として確実に効いてきます。
同じ「日常的に使われる食材」であっても、価格の動き方には大きな違いがあることが見えてきます。
栄養面から見たイワシの魅力
価格だけでなく、栄養面も食材選びの重要なポイントです。
イワシは、たんぱく質に加え、カルシウムやDHA・EPAなどを含む魚として知られています。
これらの栄養素は、日々の食生活の中で不足しがちなものでもあり、無理なく補える点が特徴です。
例えば、豚肉や鶏肉は良質なたんぱく質を摂取しやすい一方で、DHAやEPAといった脂肪酸はほとんど含まれていません。
そのため、これらの栄養素を摂ろうとすると、魚やサプリメントに頼る必要があります。
また、カルシウムについても、乳製品などで補うケースが多い栄養素ですが、イワシであれば、たんぱく質と一緒に摂取できる点が特徴です。
一つの食材で複数の栄養素をまとめて摂れることは、日々の献立を考える上でも、無理のない選択につながります。

先日スーパーで10尾入って199円、しかも内蔵処理、ヒレ処理済みで売られてた。

そいつはスゲェや
魚離れが進む今だからこそ
近年は「魚離れ」が進んでいると言われています。その背景には、調理の手間やライフスタイルの変化があると考えられます。
肉類は調理しやすく、食卓の主役になりやすい一方で、魚は扱いにくいという印象を持たれがちです。
しかし、日本では長い間、魚介類が日常の食卓を支えてきました。
食生活が変化した今だからこそ、魚の価値をあらためて見直してみるのも一つの選択かもしれません。
海の中でも「土台」を支える存在
イワシの役割は、食卓の上だけにとどまりません。
海の中では、多くの魚や海鳥、海洋生物にとっての重要なエネルギー源となっています。
小さな体でありながら、生態系を下から支える存在であり、まさに「海の土台」と言える魚です。
普段はあまり意識されませんが、身近な存在ほど、実は大きな役割を担っているものです。
日常の食材を少し見直してみる
物価高が続く中で、すべてを我慢するのは難しいものです。
だからこそ、価格や栄養のバランスを見ながら、無理のない選択を重ねていくことが大切になります。
イワシは、価格・栄養・扱いやすさの面で、日常に取り入れやすい食材の一つと言えそうです。
まとめ
普段は何気なく手に取っている食材も、少し視点を変えて見てみると、新しい発見があります。
イワシは、身近でありながら、価格や栄養、役割の面で思っている以上に頼もしい存在です。
日々の食卓に、少しだけイワシを取り入れてみる。そんな選択が、これからの時代にはちょうどいいのかもしれません。



