まとめ

Google公式のSEO内部施策チェックツール「Lighthouse」を使って、千葉のWeb制作会社を調査してみた

Google公式のSEO内部施策チェックツール「Lighthouse」を使って、千葉のWeb制作会社を調査してみた
こんにちは、フロントエンドのたくとです。

最近、当社のイケメン人事部から「千葉 イケメン 人事」の検索では1位だけど、「千葉 イケメン」では1位ではない。こんなことは論理的に科学的にありえない、至急対応願います。
と、難癖をつけられたのでイケメンを推した記事を書こうかと思ったのですが、
当社の代表に怒られそうだったので、普通の記事を書こうと思います。

さて、今回の記事は「Google公式のSEO内部施策チェックツール「Lighthouse」を使って、千葉の制作会社を調査してみた」ということで、Googleが公式に出しているChrome拡張のSEO内部施策ツールを使って、千葉の制作会社がどの程度のレベルで内部施策を行なっているか調査したいと思います。

Google公式のSEO内部施策チェックツール「Lighthouse」とは?

Lighthouseはライトハウスと呼びます。
このツールはWebページの内部構成を4つの評価基準からチェックし、スコアとして算出する機能を有しています。
ツールはGoogleChrome拡張機能となっていますので、導入はGoogleChromeで行います。

導入方法は下記の通りです。

1.GoogleChromeを開く
2.LighthouseのChromeウェブストアを開く
3.GoogleChromeに追加する
4.スコアを見たいページへ行き、ブラウザ右上のアイコンをクリック
5.「Generate report」をクリックして、少し待機

Lighthouse導入方法

Lighthouseのデフォルト言語は英語です。もし英語を読むのが苦痛でしたらブラウザを自動翻訳させ閲覧するのがいいでしょう。

4つの評価基準から見るSEO内部施策の確認

Lighthouseを開くと、上部にそれぞれ5つの項目があります。
そのうち、右端にある「Progressive Web App」はウェブアプリに関する記述のため、今回は省きます。

・Performance(性能)
・Accessibility(アクセシビリティ)
・Best Practices(ベストプラクティス)
・SEO

この4つの項目がチェックしたページのスコアです。
それぞれの項目についての詳細は下記に記載しておりますのでご覧ください。

Performance(性能)
Webページの表示速度です。この項目はGoogleのPageSpeed insightsとほぼ同様です。
PageSpeed insightsによるページ速度改善方法は速さが足りない!! ホームページの速度を上げて閲覧を快適にするWordPress構築方法でもご紹介しています。
Accessibility(アクセシビリティ)
情報やサービスへのアクセスの容易さを評価しています。年齢や障害の有無に関係なく使い勝手が良いかをチェックし、改善点の提案をしてくれます。
Best Practices(ベストプラクティス)
SSLへの対応や、クロスオリジン、使用しているjavascriptライブラリなどが項目としてチェックされます。簡単に言うとセキュリティ寄りのチェック項目だと思ってください。
SEO
モバイルフレンドリーやタグ導入の有無など基本的なSEO内部施策が出来ているかどうかチェックしてくれます。
表記に「ページが検索エンジンの結果ランキングに最適化されていることが確認されます。」と記載されている通り、検索結果に影響を及ぼす可能性があります。

当社のホームページをLighthouseで測定してみた

株式会社WebkidのLighthouseチェック

こちらが当社のホームページをLighthouseで測定した結果です。
パフォーマンスは80スコア台ですが、その他の項目は90スコアを超えでまぁまぁ良い結果でした。
改善策も提案されており、当社の場合は以下のような項目となります。

・カルーセルのページングのタップサイズを大きくする
・モバイル版の新着情報のラベルのコントラストを強める

このように診断結果から最適な改善案を提案してくれるのも魅力的ですね。
当社もこの結果を元に改善をしていこうと思います。

千葉のWeb制作会社をLighthouseで調査してみた

さて、お待ちかねの本題となりますが、千葉にあるWeb制作会社はLighthouseでどの程度評価を受けているのか確認してみようと思います。今回のピックアップ基準は執筆日に「千葉」というワードと「ホームページ制作」というワードを使用して出てきた5社を対象に行なっていきます。

A社様

A社様

90スコア以上がありませんね。
80スコア代が多く、中でもパフォーマンスが低いです。

B社様

B社様

SEOは90スコア以上ですが、当社のSEOスコアと比較すると下回ります。
パフォーマンスが極端に低い結果でした。

C社様

C社様

全てのスコアが70未満ですね。
SEOに関しては内部エラーとなっており、測定不能でした。

D社様

D社様

こちらも全てのスコアが70未満ですね。
パフォーマンスは最も低く10スコア前後です。

E社様

E社様

今回ピックアップした5社の中で最も高いスコアですね。
しかし、パフォーマンスは50未満の低さとなっています。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回はGoogle公式のSEO内部施策チェックツール「Lighthouse」を使用して、千葉の制作会社を調査してみました。Lighthouseを使えば、簡単に構成チェックやSEO内部施策など確認できますので、自分のホームページがどの程度のパフォーマンスを発揮しているのか一度チェックする方が良いかもしれません。

ホームページはデザインに目を奪われがちですが、内部構造も非常に重要な要素です。
特にSEOなど、WEB集客を目指したマーケティングでは内部構造が悪いと、結果が伴わない可能性もあります。
制作会社によって、内部構造が異なっていたりするので、お持ちのホームページの構造が気になる方はお気軽にお問い合わせください。

↓他にも千葉の制作会社を比較した記事を挙げています。
技術的な視点から千葉のホームページ制作会社を見比べてみてわかったWEB業界の未来

以上、フロントエンドのたくとでした。