着メロ(着うた)何にしてる?という懐かしいワード
最近、「着メロ」というワードが出たので思いつきで記事にしました。
着メロとは、着信メロディーの略で、携帯に着信があったときになるメロディーを指します。
ということで、今回は昔を懐かしみながら着メロについて書いていこうと思います。
着メロ・着うたとは
ひと昔前、着メロ・着うたといったワードは、当たり前のように存在した。
当時若かった人たちは、新しい楽曲がリリースされると、着うたフルをダウンロードしていたものです。
まず、これらのワードを知らない人に向けて、それぞれキーワードの詳細を並べます。
着メロ
着信メロディーの略、もともと携帯に入っている単音で構成された着信音。
だいたい、どの携帯にもクラシック系がデフォルトとして入っている。
ある程度、時代が進むにつれ、打ち込みでの自作や、ダウンロードサービスによる購入が出来るようになるが、
下記に挙げる着うたにその座を譲っていく。
着うた
メロディーが歌になったもの。
3gpや3g2といった今では見慣れない拡張子をもつものもある。
着うた自体は、楽曲の一部(サビやイントロ)のみとなっており、着信時に楽曲の一部が再生されるようになっている。
着うたフル
着うたは楽曲の一部のみだったが、着うたフルは楽曲のすべてが収録されている。
データ量としては、1MB〜3MB程度と結構容量があるので、若者はSDカードなど外部ストレージを携帯に挿して保管している。
当時はやっていたMDの代用として、iPodが出るまで楽曲配信の主流コンテンツだった。
拡張子はamcだったり、3g2だったりと色々ある。
着ボイス
楽曲ではなく、音声で再生される。
音声はアニメキャラを演じた声優さんだったり、芸能人だったり、芸人だったりと色々ある。
着メロ打ち込むの楽しかったな〜
昔は、楽曲打ち込みの参考本が出てたぐらいだからね〜
楽曲利用の変移
当時の著者の着メロは「BE TOGETHER」TM NETWORKではなく、鈴木あみさんの方である。
著者が携帯電話を買ってもらったのは学生の頃、楽曲で言えばオレンジレンジが流行していた頃である。
つまるところ、「BE TOGETHER」を知っている同級生はほぼいない。
それでも、学生時代の僕にとって携帯電話で「BE TOGETHER」を聴けるのはすごいことだった。
当時、持ち運べる音楽プレイヤーといえば、CDプレイヤーとMDプレイヤー。
(カセットテープは着メロ時代より古くなるので割愛します。)
CDプレイヤーは大きく、持ち運びがすごく面倒くさい。
MDプレイヤーはイケてるデザインだが、楽曲を入れるのが面倒だし、MDレコーダーも必要ということで結構金がかかる。
CDプレイヤー
プレイヤー自体は安いけど、楽曲をCDに焼かないといけない問題が生じる。
それとでかい、でかすぎて辛い。
MDプレイヤー
個人的に超好きなデザインが多い、角丸でMacMiniを小型化したような見た目。
CDプレイヤーほど大きくなく、持ち運びも便利。
だが、楽曲を入れるのが超手間である。
当時多かったCDレンタルショップにCDを借りる → MDレコーダーで録音を行わなければならない。
こういった当時の楽曲プレイヤーには最大の弱点がある。
そう、楽曲を入れるのが面倒だということだ。
着メロ/着うた は音質こそ悪いものの、そういった弱点を克服し手軽に楽曲選択と再生が出来る素晴らしいものだったです。
BE TOGETHERの楽曲PVに出ている鈴木あみの髪型は至高。
わかる。
だが、ASAYAN時代の平家さんも好きだ。
わかる。
わかる。
各社の展開
まだ、ソフトバンク(ボーダフォン)のシェアが少なかった時代、auとdocomoの着うたフルに対する宣伝は大きなものだった。
LISMO(リスモ、au LISTEN MOBILE SERVICE)や、ドコモダケというワードすら懐かしい。
とくにauの場合、着うたフルに対する宣伝が大きかった印象。
LISMOをはじめ、仲間由紀恵 with ダウンローズとか・・・。
今では信じられないかもしれないが、音楽に対する広告がめちゃくちゃ多かった。
仲間由紀恵さんは、ロックマンやら何やら過去に色々やってるね!
まとめ
着メロ・着うたといったワードは死語になりつつあるものの、実際のところ著者の着信音は着メロである。
著者はiPhoneとAndroidの複数端末持ちだが、どちらもデフォルトの着信音であるため、当時の着メロほど短音ではないが、着メロが流れる。
この記事を書きながら思ったのが、着信音に対するこだわりが無くなったなぁと思ったこと。
昔、自分が若かった頃に比べ、感性が鈍くなったのか、面倒くさくなったのか分かりませんが、少々悲しい気持ちになりました。
この記事を読んでいるみなさんも、ぜひ着メロを設定しましょう!