【ナートゥをご存知か?】インド映画「RRR」はいいぞ
別段インド映画に馴染みのない中の人も非常に楽しめた映画で、全人類見て欲しいので記事にします。
みんな、ナートゥをご存知になろう。
- RRR
- 息をつく暇もない圧倒的熱量!!
主人公二人の運命が織りなすドラマとダンス、そして圧倒的暴力を是非見て欲しい。 - 5/5 総合評価
- 友情
- 5/5
- 努力
- 5/5
- 勝利
- 5/5
- 暴力
- 5/5
あらすじ
舞台は1920年、英国植民地時代のインド
英国軍にさらわれた幼い少女を救うため、立ち上がるビーム(NTR Jr.)。
大義のため英国政府の警察となるラーマ(ラーム・チャラン)。
熱い思いを胸に秘めた男たちが”運命”に導かれて出会い、唯一無二の親友となる。
しかし、ある事件をきっかけに、それぞれの”宿命”に切り裂かれる2人はやがて究極の選択を迫られることに。
彼らが選ぶのは、「友情」か? 「使命」か?
映画『RRR』公式サイトより引用
舞台設定が舞台設定だから正直話自体は死ぬほど重いぞ!!
初っ端からめちゃくちゃヘビーなシーン入るけど無実の女子供が酷い目に遭うシーンは案外少ないから安心(?)してほしい
(男性が酷い目に遭わないとは言ってない)
登場人物
ビーム(NTR Jr.)
イギリス総督によって強制的に買われて(攫われて)しまった少女「マッリ」を奪還するべく立ち上がったゴーンド族の「羊飼い」。 主人公その1。
ものすごく強い。
ラーマ(ラーム・チャラン)
とある使命を背負ってイギリス政府の警察官となった主人公その2。
ビームとは色々あってお互いの正体を知らないままにマブダチになったりする。
はちゃめちゃに強い。
スコット(レイ・スティーヴンソン)
イギリス領インド帝国の総督、端的に言えばこの物語におけるラスボス。
正直、近年稀にみるレベルでイギリスが悪逆非道に描かれている映画なので、なんかもうすごい。
ついでに奥さんもものすごい邪悪。 こわい。
シータ(アーリヤー・バット)
ヒロイン(Side ラーマ)。
ラーマの婚約者であり、故郷でずっとラーマの「使命」が成されるのを待ち続けている。 健気。
とにかくビームとラーマの対比構図が最高にかっこいいんや……
松明VSホースのシーンとか思わず手を叩きそうな勢いで喜んじゃったな……
(独断と偏見の)見どころ
上映時間なんと3時間超えの超大作
3時間も映画見てられっか!!!!
と思う方、多いと思う。 中の人もそう思う。
しかし、圧倒的情報量の「ずっとサビ」みたいなシーンが続くので体感は一瞬である。
ただ、とりあえず上映前にトイレは済ませておいた方がいい。
異なる「運命」を持った男二人の友情と戦い
立場の全く異なる主人公二人が出会い、衝突、結託する胸アツ展開、嫌いな人はいない(クソデカ主語)
なお、主人公二人は実在するインドの独立運動の英雄がモデルだが、出会ったという記録はないため「IF」のファンタジー作品として楽しめる。
要は戦国B●SARAである。※だいぶ違う
ちなみに「ラーマ」と「シータ」あたりで察する方もいるとは思うが、キャラクターの味付けにだいぶインド神話が使われているのでそのあたりを齧っていてもだいぶ面白い。
神話ネタとわかってても無限に出てくる矢はちょっと笑う
もちろんこれらの前提情報が全くなくても楽しむのに問題はないので安心してほしい。
莫大な予算を惜しみなく使った激しいアクション
インド映画史上最大の制作費をかけて作られたという本作、その言葉通りド派手なアクションは見応え抜群である。
炎は舞うし、虎とは戦うし、ホースも荒れ狂う。
あと両手に銃を持ってぶっ放すみたいなアクション、多分全人類が好き。(クソデカ主語2回目)
ちなみに本作に出てくる動物は3DCGなので酷い目に遭う動物はいない、安心してほしい。
「ナートゥをご存知か?」
本作はインド映画としてはアクションシーンにかなり比重が寄っているものの、ダンスシーンも迫力満点。
ちなみに劇中歌の「ナートゥ」こと「NAATU NAATU」は、ゴールデングローブ賞を受賞した。
詳細を書くとネタバレになってしまうので、なんも書けないけどナートゥ、単純にめちゃくちゃ熱いので是非ご存知になってほしい。
とにかく最高の映画なんだけど、暴力表現が割とガチの「暴力」なので、人になんか突き刺さったりするとか、爆発で大量の人が死ぬとか、痛い系の描写が本気でダメな人は無理しないでほしい
中の人も正直言うと洋画系のその手の描写、あんまり得意じゃないんだけど、勢いが凄すぎて見れてしまったんだよな〜
まとめ
中途半端にネタバレを回避しようとしてとっ散らかった記事になってしまいましたが、「なんかスゲーもん見せられたな……」になった印象深い映画だったので是非映画館で見てほしい映画です。
上映開始からだいぶ期間も経ったので上映館と上映回数が少ないのがネックですが、最近リバイバル上映もポツポツ増えていたり、今月20日からはドルビーシネマ版の上映なども予定されているようです。
上映館の情報などは公式サイトに載っていますので是非確認の上、見てみてくださいね!