【“紙離れ”の今だからこそ】実は効果を発揮する「紙の販促ツール」とは?

SNS・WEB広告・メール等の技術を活用したマーケティングなど、デジタルの活用が当たり前になり、さまざまな場面でのペーパーレス化が進むことで紙媒体の役割は小さくなった、そう思われがちです。
ところが、実際には“紙離れの時代だからこそ、紙の販促物の価値が高くなっている”という現象が起きています。
本記事では、制作会社の視点から「今、あえて紙を使うことで効果的になる理由」と「おすすめの紙販促ツール」について解説します。
なぜ「紙離れ」の時代に紙媒体が効くのか?
理由1:デジタルの中で紙が「逆に目立つ」
スマートフォン等のデバイス普及によりメール・SNS・広告が日常の中で大量に届く中、ユーザーは「情報の洪水」で疲れてしまっています。
そんな環境で、手に残る・触れる・立体的な“紙”は逆に目を引く存在になっています。
目の前に“物理的に存在する”という強みは、デジタル技術では再現することができません。
理由2:信頼感・安心感を与えやすい
紙媒体には、ブランドを丁寧に伝える力があります。
・質感や重厚感のある用紙の選定
・美しく印刷された写真
・読み物として腰を据えて読める構成
こういった要素が、企業の誠実さやサービスの価値を自然と強調します。
特にBtoB領域では、「紙の会社案内がある=広告・宣伝に予算をかけられるしっかりとした企業」という印象を持たれやすいのも事実です。
理由3:保存されやすい・捨てられにくい
デジタル情報は流動性が高いため、伝達が早い分忘れられてしまう速度も非常に速くなっています。
しかしアナログ媒体である紙は「デスクに置かれる」「ファイルに綴られる」など、“残るメディア”として活用できます。
手元に残ることで、次の接触機会を生み出せることは大きな強みです。

デジタル媒体は即効性が高い分効き目が半減するのもすっごく早い
紙媒体は即効性はデジタル媒体ほどじゃないかもしれないけど、長期間影響を与えられる可能性を秘めているの

紙媒体って園芸や農業における「緩効性肥料」みたい
ゆっくり長くユーザーに根付いていって欲しいサービスや商品にはピッタリだね
今こそ効果を発揮する“紙の販促ツール”5選
① 会社案内(パンフレット)
紙媒体で最も強いのが会社案内です。
自社情報を網羅したパンフレットは手渡し時のインパクトが大きく、展示会・商談・採用・営業訪問などさまざまな場面で活躍します。
案件検討時にもクライアント先で社内回覧されやすく、単純にWEBに掲載するだけよりも情報をじっくり読んでもらえる傾向が強くなっています。
② DM(ダイレクトメール)
紙DMは美容・住宅・士業・店舗など、幅広い業種で成果が出やすい販促ツールです。
自宅や会社に直接届くDMは電子メールよりも開封率が高く、「自分宛」に実際に「届いた」というリアルな体験を残すことで届け先に強い印象を残すことができます。
実際に「Eメールは開かれないのに、DMは読まれる」というマーケティングの声は多くなっています。
③ リーフレット(サービス紹介小冊子・折パンフレット)
会社案内以外に営業ツールとして人気なのが、1〜4ページ程度の簡易パンフレット=リーフレットです。
紙媒体の特性の一つであるその一覧性によりWEBよりもギュッとエッセンスを伝えられ、「何をしている会社なのか」「どんなサービスなのか」が一瞬でわかるのが強みです。
A3等の用紙に折加工を施した折パンフレットと呼ばれる資材が一般的で、情報量の多いパンフレットと比較して綴じ等の加工が少ない分比較的ローコストで作成でき、コストパフォーマンスにも優れています。
④ ショップカード・スタンプカード
アパレル、飲食、サロン、美容といったライフスタイル系の業種では紙カードの“ブランド体験”が非常に効果を発揮します。
紙質や厚み・加工で高級感を演出でき、店舗の世界観を手元で感じてもらうツールとして優秀です。
また、店舗やサービスの情報掲載だけでなく、スタンプカード等のユーザーにメリットを与えるサービスを付加することでリピーターの獲得にもつながります。
⑤ 商品カタログ(冊子)
高単価の商品や複雑なサービスにおいて、「紙カタログ」の説得力は依然として強いです。
WEBでは実現の難しい写真の配置バランス等を活用した多彩な表現力や見開き等の紙面スペースを活用したスペック表の見やすさ、カタログが実際に手元にあることによる比較のしやすさなど、とにかく「検討しやすい構造」にできることが特徴です。

なんと言ってもたくさんの情報をユーザーに「読ませる」「理解させる」ことができるのが紙媒体のメリット!
実際、モニターと紙では人間の記憶力や理解度が変わるのはたくさんの研究で知られているんだよ。

とにかく相手の記憶に刻み込みたい!!って情報は紙の方が向いてるんだね
最強の組み合わせ「紙 × デジタル」
紙媒体の広告は単体で使うより、デジタル媒体と組み合わせることでさらに強力なものになります。
組み合わせの例
・パンフレットにQRコードを掲載、WEBサイトへ誘導する
・DMから専用LP(ランディングページ)に誘導する
・ショップカードからSNSへフォロー誘導する
・商品カタログからECサイトへ移動させる
紙媒体は「入口」として、デジタル媒体は「実際の行動につなげる場」として、相互に補完させることで成果が最大化します。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です

SNSではフォローしているユーザーによって届く情報が限られてしまうし、インターネットの検索は「キーワード」を知っていることが前提……全く知らない情報の取得って実はデジタルだと難しいんだよね

その反面、チラシやショップカードをもらったりするとついつい読んだり、QRコードにアクセスしたりする。
これって本来であれば届かなかったデジタル広告を届けられてるってことなんだね!
まとめ:紙離れの今だからこそ「紙の販促ツールはチャンス」
「紙は古い」「デジタルで十分」
そう思われがちな今だからこそ、紙の強みが引き立ちます。
・目に留まる
・信頼される
・手元に残る
・リアルな体験を届けられる
紙の価値は小さくなるどころか、紙離れの時代の方が“相対的に強くなる部分”が増えているのです。
デジタルの時代だからこそ、紙の力を活かした販促をぜひ取り入れてみてください。

近年、音楽であればレコードやカセットテープ、写真であればチェキ(インスタントカメラ)のブームが来ていて、あえて「アナログ」な手法を取り入れる場面が増えたよね

デジタル技術の進歩で綺麗な音楽・綺麗な画像がたくさん溢れてしまったからこその流行なんだろうね

そんな変化期の今だからこそ!
WEBサイトも映像・動画も印刷物もできてしまうWebkidがある!!(ダイマ)

複数のコンテンツを組み合わせするのも得意だから迷ったらぜひご相談を!
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