Procreateで描いたイラストをAirPrintで印刷しよう!

綺麗に描けたイラスト、なにか活用してみたい場面がありますよね。
ということで、今回はiPad(iPhone)に実装されているAirPrint機能を活用してご家庭のプリンターで印刷する方法をご紹介します。
※ご利用の環境によって画面や仕様が一部異なる場合がございます。
AirPrintとは?
AirPrintはAppleデバイス用のプリンターおよびスキャナーとの接続をするための機能です。
特別なアプリケーションやドライバ等をインストールする必要がなく、AirPrintに対応しているプリンターとiPhone・iPadといったデバイスを同一のWi-Fiネットワークに繋いでおくだけで簡単に利用することができます。
公式の対応機種はApple公式が出しているリストをご参照ください。

うちのプリンターは生産終了品だからか対応リストには載ってないんだけど何故か使えます

多分Wi-Fi対応してる機種なら大体いけるんじゃないかな〜という気がするんだけど、自己責任で
印刷したいイラストを描こう!
何にしてもイラストがないと話が始まらないのでイラストを描きます。

描けたものがこちらになります。(●分クッキング)
このイラストはiPhoneケースの背面に入れるステッカーでも作ろうかな〜という気持ちで描きました。
ちなみに、キャンバスサイズはデフォルトのスクリーンサイズ(2732×2048px)で描いています。
L版(89×127mm)サイズで印刷をする予定なので、基本的には短辺が1050px程度(ほぼ300dpi相当)あれば十分印刷に耐えられる想定です。
家庭用プリンターはCMYKのデータを扱う前提になっていないので、モードもRGBで問題ありません。
※印刷所に入稿したい場合はサイズや解像度、カラーモードにご注意ください。

ちなみに中の人が愛用しているiPad用のイラストアプリケーションがProcreateだからProcreate基準でお送りします。

近頃珍しい買い切り方式且つ、UIがシンプルで作画領域が広めなのが中の人的にオススメ!らしいよ(ダイマ)
AirPrintでプリンターに画像を送信する
ここからはAirPrintの設定に移ります。
1.画面左上のスパナのマークのアイコンをタップ
2.表示されたメニューの中から「共有」をタップ
3.イメージを共有の中から「PNG」を選択

4.表示されたメニューの中から「プリント」を選択

5.プリントオプションの「プリンタ」をタップ
6.使いたいプリンターの名前をタップ

7.用紙サイズ等の詳細設定が終わったら右上の「プリント」をタップ

8.印刷が完了します


ちなみに2の項目で選ぶ形式はPNGじゃなくても全然オッケーです

使う予定のプリンターが対応してる形式ならなんでもいいけど、JPEGあたりを選ぶと多分少し画質が劣化するかも?

とはいえ家庭用プリンターだと正直ほぼわからないレベルなんじゃないかな〜
プリントオプションについて
プリントオプションで表示される項目は利用するプリンターによって表示項目が変動します。
ここではBrotherのとある複合機と接続した場合の設定を例にご紹介します。

①部数 | 印刷する数量を指定します。 |
---|---|
②カラーでプリント | オンにするとフルカラー、オフにすると白黒の印刷になります。 |
③両面 | 両面プリント対応機種のみに表示されます。 オンにすると表側に奇数ページ、裏側に偶数ページが印刷されます。 |
④用紙サイズ | 印刷する用紙のサイズを指定します。 |
⑤メディアと品質 | インクジェット用紙や普通紙などの印刷する用紙の指定をします。 写真用紙等を使う場合、きちんと設定することで綺麗な印刷品質を得られます。 |

「プリセット」の項目はうちの環境だと「白黒」と「カラー」が選べたんだけど、正直メニュー内にワンタップで切り替わるカラー設定があるから特に使うメリットを感じなかったな〜

プリンターの機種によってはなんか良い感じの設定をまとめて出してくれる機能なのかも?
【補足編】写真やWEBサイトも印刷できます
今回はProcreateでの操作をご案内しましたが、もちろん他のアプリでもAirPrint機能を活用することができます。

デフォルトの「写真」アプリや「Safari」等のブラウザで印刷したい画像やページを開いた状態で共有アイコン(画像中①)をタップすると先に紹介したものとほぼ同様のメニューが表示されます。
あとは「プリント(画像中②)」をタップして各種設定を行うことで簡単に印刷することができます。

ちなみにうちのプリンターだと「拡大率」の設定ができなくて用紙サイズに自動で合わせられちゃう仕様だったんだけど、よくある懸賞用ハガキのPDFデータなんかは原寸指定で印刷できなくて作ってみたらちょっと小さくなっちゃった

機種にもよるかもしれないけど、厳密にサイズを合わせた印刷がしたいときは普通にパソコンで設定した方が安全かもね
まとめ
iPadやiPhoneからの印刷はAirPrintを活用することで想像以上に簡単に行うことができます。
せっかく描けた素敵なイラスト、是非フル活用しましょう。
【おまけ】活用の例

適当なフォトフレームに入れてもいいですし

切り抜いて透明なiPhoneケース背面に入れても

シール用紙に印刷すればPCに貼ったりもできます

実験してたらむちゃくちゃ私たちが好きな人になったね……

僕たちのこと好きだろ!!好きって言いなよ!!!!(強要)
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