プロが厳選!おすすめのレンタルサーバー【ウェブホスティングの決定をサポート】
信頼性、パフォーマンス、セキュリティ、サポート、価格など、多くの要素がサーバーの選択に影響を与えます。
しかし、選択肢は非常に多く、自分のホームページに最適なサーバーを見つけることは簡単ではありません。
本記事では、10年以上業界で多くのレンタルサーバーを見てきた著者が、主にビジネスオーナーに向けた推奨できるレンタルサーバーをご紹介。
それぞれの特徴や利点を詳しく解説します。
著者が厳選したレンタルサーバーは、パフォーマンス、信頼性、拡張性、サポート、コストのバランスが取れたものばかりです。
プロジェクトの成功をサポートするおすすめの選択肢をご紹介しますので、是非参考にしてください。
レンタルサーバーとVPSとクラウドと専用サーバーの違い
適切なホスティング環境の選択をしない場合、サイトパフォーマンスと金銭的なコストに大きな影響を与えます。
しかし、選択肢が多すぎて混乱することもあります。
まずは一般的なホスティングに用いられるサーバーの種類を見ていきましょう!
レンタルサーバー
複数のユーザーが同じサーバーを共有します。
サーバーリソース(CPU、RAM、ストレージ)を共有するため、コストが低く、一般的なウェブサイトやブログに適しています。
利用が制限されることがあり、高トラフィックや複雑なアプリケーションには向かないことがあります。
VPS (Virtual Private Server)
仮想化技術を使用し、物理サーバーを複数の仮想サーバーに分割します。
ユーザーは専用リソースを持ち、自分の環境を独立して管理できます。
中程度のトラフィックや複雑なアプリケーションのホスティングに向いており、スケーラビリティが高いです。
クラウドサーバー
クラウドインフラストラクチャを使用し、リソースをダイナミックに拡張できます。
スケーラビリティが高く、必要なときにリソースを追加または縮小できるため、トラフィックの変動に適しています。
多くのクラウドプロバイダ(例: AWS、Google Cloud、Microsoft Azure)が提供しており、高可用性を提供できます。
専用サーバー
物理サーバーが完全にユーザーに割り当てられ、他のユーザーとリソースを共有しません。
高いパフォーマンスとセキュリティを提供し、大規模なプロジェクトやアプリケーションに適しています。
ユーザーはサーバーの全体的な管理と保守を行う必要があります。
今回、ご紹介するのはレンタルサーバーです。
前述した通り、サーバーリソースを共有するため、他の選択肢と比較し低コストで運営できますが、パフォーマンスも低いのが現実です。
しかしながら、一般的なWebサイトであればレンタルサーバーで十分です。
レンタルサーバーの良いところ
レンタルサーバーは低コストで低パフォーマンスとご紹介しました。
しかしながら、レンタルサーバーの良いところは他にもあります。
簡単な設定
レンタルサーバーは一般的に簡単に設定でき、ホームページの運用を素早く開始できます。
多くのホスティングプロバイダは、ウェブサイト構築のプロセスをサポートし、ドメインの登録からデータベースの設定までをスムーズに行うことができます。
VPSやクラウドの場合、レンタルサーバーと同様に素早く運用をすることが出来ません。
まずはミドルウェアのインストールや、サーバー環境の構築、データベースのインストール等々、やることだらけです。
かつ、UI操作がCUI(コマンド操作)のため、初心者では難しいでしょう。
管理が容易
レンタルサーバーは通常、ホスティングプロバイダによって管理されるため、サーバーの保守とセキュリティに関する多くの負担を軽減します。
ユーザーはサーバーの管理に関して心配する必要がありません。
VPSやクラウドの場合、レンタルサーバーと同様に管理を簡略化できません。
サーバーリソースの管理やログの抽出、定期的なメンテナンスも行なう必要があるため、人的リソースが必要です。
運用の透明性
レンタルサーバーは多くの場合、ホスティングプロバイダが提供する管理パネルを通じて簡単に監視でき、サイトのトラフィックやリソースの使用状況を確認できます。
これにより、サイトの運用を透明に追跡できます。
プロが厳選したおすすめレンタルサーバー
さて、おすすめのレンタルサーバーを紹介します。
今回の選定ポイントは「機能性」「価格」「体感速度」です。
機能性 | WAFなどのセキュリティ対策の有無や、SSHによる接続が行えるか、などなど機能が豊富なものを選定しました。 |
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価格 | 運用における重要なポイントである金額が安いか高いかです。 |
体感速度 | 実際にサイトを置いた場合の体感速度です。 (ホスティングが提供する数値でのパフォーマンスではありません) |
上記の3つを基準に選定しました。
エックスサーバー
画像引用元:https://www.xserver.ne.jp/
機能性 | 豊富な機能、SSHで接続でき様々な構築が可能 |
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価格 | 比較的安く、契約時にドメインも無料でついてくる |
体感速度 | 速い、サーバーをエックスサーバーに変えるだけでGoogleのパフォーマンス評価が高くなる。 (最近はちょっと遅く感じるときもある・・・) |
とりあえず、困ったらエックスサーバーにしとけと言われるような、王道の選択肢。
体感で速く、機能も豊富で至れり尽くせりである。
フレームワークの導入から、PHP以外の言語サイトも比較的いける。
Conoha WING
画像引用元:https://www.conoha.jp/wing/
機能性 | こちらも豊富な機能 UIが他のホスティング比べ使いやすいのが魅力 |
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価格 | 比較的安い、契約時に初期ドメインを1個標準提供 |
体感速度 | 比較的安定した速さ |
ベターな選択肢のひとつ、GMOが運営するレンタルサーバーでは比較的使いやすいのも特徴。
たまにメールでクーポンが送られてきたりする。
マスコットキャラが可愛いので、忖度しました。
ロリポップ
画像引用元:https://lolipop.jp/
機能性 | 平凡な機能であるが、標準でドメインのディレクトリ設定が自由であること、これは強い |
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価格 | 安い |
体感速度 | 速くはないが、遅すぎるわけでもない、所謂普通 |
結構、昔からある格安レンタルサーバー
価格の割に機能が充実しているので、特殊な構成にしない限りはこれで十分であるが、Laravelなどのフレームワークを入れると結構きつい。
ロリポおじさんという少し卑猥な名称のマスコットがいる。
最近、ロリポップの提供するAIで遊んだので、その記事も掲載します。
AIでサイト制作って可能?実際に出力してみた
他のレンタルサーバーについて
ここで紹介しなかったレンタルサーバーの中には、SレンタルサーバーやOレンタルサーバーなど有名どころも含め、多種ありますが、
体感速度が遅かったり、FTP接続が安定しなかったり、SSHの接続ができないと個人的にあまり良い経験はありません。
体感速度については、ホスティングが提供する数値上のデータもありますが、あくまで測定時のデータであり体感速度ではないため、数値だけを見て選択するのは推奨しません。
というより、場合によっては体感速度が遅く、サイトが開くまで10秒(Xserverなら0.1秒)かかったり、スパムの踏み台にされたり、ドメインを追加するのに電話しなければ行けなかったり、とクレームが出るレベルで酷いものもあります。
もし、現在ご利用のサーバーで体感速度が遅いと感じたらすぐに乗り換えることをオススメします。
サイト側で対策をしても、サーバーのレスポンスが悪ければ、効果的な処置も無駄になってしまいます。
制作サイドの意見とすれば、サーバーによっては公開時に問題を抱えるケースも多い。
開発環境は爆速でも、実働環境にサイトを置くと低速でアボーンしたりする。
まとめ
レンタルサーバーを選ぶ際に重要なのは、パフォーマンスと信頼性です。
高速なサーバーがウェブサイトの読み込み速度を向上させ、ユーザーエクスペリエンスを向上させると共に、Googleの検索エンジンにも良い影響を与えます。
他にもセキュリティ対策やバックアップ機能にも注目しましょう。
WAFの設定や海外IPの除外など機能が補填されているかも重要な選択肢のひとつです。
あとは、価格ですね。
数ページのWebサイトであれば格安のレンタルサーバーでも十分実用範囲内です。
今回の記事で、皆さんがより良い選択ができればと思います。
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