レビュー

龍の国 ルーンファクトリーをレビュー!【和風ルンファクはうららか可愛い】

龍の国 ルーンファクトリーをレビュー!【和風ルンファクはうららか可愛い】
家にSwitch2がやって来たので、何かやるものはないか?と探したところ、龍の国ルーンファクトリーを見つけたので購入。
一通りクリアし、いわゆる裏面も終了したので、記事としてレビューを書くことにした。
プレイ時間は20時間をやや過ぎたくらいで、勉強の合間にサッとやるコンテンツとしてはピッタリである。
ゲーム
龍の国 ルーンファクトリー
龍の国 ルーンファクトリー
Nintendo Switch2 / Nintendo Switch / PlayStation5 / Xbox SeriesX|S / Steamでプレイできる。ルーンファクトリーシリーズの最新作
4/5 総合評価
難易度
2/5
グラフィック
3/5
BGM
4/5
うららか
5/5

そもそもルーンファクトリーとは何か?

端的に述べると、牧場物語+JRPGである。
主人公は特定の拠点でアースマイト(なんかすげぇやつ)という役割を果たしつつ、問題を解決する。
その過程で、拠点を農業や畜産を通して発展させつつ、理想の結婚相手を探すのである。
シリーズを通しての共通点としては、声優が社会的知名度として豪華であること、前述した要素においてやり込める要素が多いことが挙げられる。

主人公は当初、男性のみであったが、ナンバリングの過程で男女どちらかを選ぶことが可能になった。
これはユーザーの性別に配慮したものになるが、恋愛イベント等を加味した上で没入を意識すると、なかなか選択が難しい(ぐぬぬ)。

さて、このゲームの特徴のひとつとして「拠点」と世界観が挙げられるのだが、多くの場合は王政制度が敷かれている。
一方で、上層からの支配、ないし搾取がなく、支配する上層も国家も閉じられており実質的に無関与なため、プレイヤーは閉じられた世界内で生活をすることになる。
登場人物は何かしらの生産活動などのロールを保有しており、主人公も当面は農業や畜産などを営むことになる。
争いもなく、支配する上層も国家も無関与であるにもかかわらず、拠点は活き活きと生産を行っている。
実はこれ、結構すごいこと!
フィクションの世界だから成立しているものの、設計として見ると学ぶ点は多い。

龍の国ルーンファクトリーってどうよ?

まず前提として、これまでのナンバリングと異なる部分がある。
それは「純和風」であること、そして「別ナンバリングの登場人物がメインストーリーにガッツリ絡むこと」である。

世界観は「アズマの国」という国家内を拠点として主人公を操作することになるが、この国は物語突入時点でほぼ壊滅している。
つまり、国家はあれど、国家としての機能が失われている。
そして何より、拠点には神様が存在し、その神様ですら恋愛攻略対象なのだ。
神は尊敬されているものの、支配や独占、搾取といったものはなく、あくまで里の象徴として存在する。
西洋の神学で言えば「意味不明」だし、まさに日本人による日本人ならではの世界観なのである。

そして今作の拠点は4つ。
春夏秋冬の四季に里が分かれ、それぞれの季節に合った神様が存在する。
拠点間の移動はファストトラベル機能があるためサクサク移動でき、季節によって育つ農作物などの懸念は払拭されている。
和風テイストということで、江戸中期のような世界観の中に主人公は物語として投げ込まれるのである。

別ナンバリングの登場人物がガッツリ絡む

前作『ルーンファクトリー5』の登場人物が、大人になった姿で登場!(著者もびっくり)
この辺は前作体験者によって評価が分かれるので、ガッツリはツッコまないが、メタ発言も多数あり面白い。
そして明確に作品間に時系列が置かれたのも、感慨深い点である。

システム周りはどうよ?

著者はSwitch2版しかプレイしていないのだが、プレイ中の処理落ちはほとんど感じなかった。
前作の『ルーンファクトリー5』はところどころカクつき、プレイに支障のあるバグなど問題点が多かったが、今作においてそういった点はほとんど見られない。
戦闘システムについては基本的にナンバリングを踏襲した形になるものの、難易度自体は低いと感じた。
雑魚敵やボスキャラクターは「ジャスト回避」を利用すれば一方的に倒すこともできるし、かといって緩すぎるわけでもない。

冒険に連れていけるキャラクターは6人。
これはナンバリング作品の中でも異例ではあるものの、メイン3人、サブ3人といった形で切り替えながら冒険することになるため、好きなキャラがいっぱいいて選べない人にピッタリである。
ただし、そういったNPCは攻撃の威力がかなり抑えられているため、結局主人公が前線で戦うことになる。

農作業等の簡易化

従来のナンバリング作品であれば、起きて、収穫して、種を植えて、水を与えるといったルーチンを行うことになるが、今作ではこれらは任意となった。
主人公は里を発展させていくが、その過程で多くの村人が里にやってくる。
この村人に対してロールを与えることで、こういった農作業を代行してもらえるのである。
一方で、所持金やスキルポイントを上げるには、主人公のスキルを用いて「成長を促す」「一括収穫する」などの操作も必要になってくるだろう。

クラフトとクリエイション

主人公は里内の特定エリアを自由にいじることができる。
クラフトできる要素は「建物」と「置物」の2つで、建物は収入源や村人へのロール付与、置物はパラメータアップなどに寄与する。
例えば、住宅を建てると村人の受け入れ人数が増えるが、生活費が発生するため財源から差し引かれる。
お店をクラフトすれば財源にプラスされるものの、住民を増やしロールを付与しなければならないなど、歳入と歳出の管理が必要になる。
この歳入と歳出の関係は幸福度といったパラメータに還元されていく。
幸福度が低いと村人は去ってしまうが、基本的に幸福度は意識しなくても自然と上がっていくだろう。
他にもナンバリングで面倒だった「木材」や「石材」の調達も村人に代行してもらうことができるため、主人公はクラフトに専念できる。

キャラクターアイコン

ルーンファクトリー3のダリアが至高

キャラクターアイコン

堀江さんだからだろ

キャラクターアイコン

レインボ〜!

キャラクターの特徴と恋愛要素

今作では、従来のナンバリングと決定的に異なる点がある。
それは主人公同士の恋愛だッッッ!

男性主人公を選べば女性主人公を恋愛対象としてNPC仲間にでき、
女性主人公を選べば男性主人公を恋愛対象としてNPC仲間にできる。

つまり、選ばなかった主人公がゲーム内の物語にガッツリ絡んでくるのも特徴だ。
そして前述した「神」も恋愛対象にできるほか、一部の敵キャラも恋愛対象にできる。

NPCとして仲間にできるのは人や神だけでなく、魔物も従来通り仲間にできるが、今作ではいわゆる巨大サイズのモンスターも仲間にできるようになった。
モンスターは仲間として連れていけるだけでなく、牧場で飼育することで収入源としても利用できる。

システムとして「世界線」機能があり、恋愛対象とするキャラクターを変更することもできる。
いわゆる[リーディングシュタイナー]は画面の前のプレイヤーになるため、主人公自身は何も覚えていない。
こういった対人関係を楽しめる点も、ルーンファクトリーの大きな特徴である。

まとめ

龍の国ルーンファクトリーは、シリーズの特徴を踏襲しつつ、和風世界観と拠点設計を強く打ち出した一作である。
戦闘や育成は全体的にマイルドで、腰を据えてやり込むというよりも、勉強や仕事の合間に区切りよく遊ぶのに向いている。

里の発展、農業の簡略化、クラフト要素、そして人・神・魔物を含めた恋愛・交流要素まで含め、「忙しい大人が、余白で楽しめる設計」になっている点は好印象だ。
シリーズ経験者はもちろん、ルーンファクトリーに初めて触れる人でも入りやすい内容なので、和風テイストが気になった人は手に取ってみても良いだろう。

最後に、うららかさんの紹介PVを貼って、本記事を終了とする。