失敗しない!印刷物でQRコードを活用するときに気をつけたいポイント

ただし、掲載にあたっていくつか気を付けるポイントがあり、失敗するとユーザーが読み取ることができなかったり、誤ったページに遷移させてしまったりするトラブルが発生しかねません。
そんな失敗を回避するために、今回の記事では、印刷物にQRコードを掲載する際に注意するべきポイントをご紹介します。
※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です
掲載サイズを小さくしすぎない・小さく表示する場合は文字量をチェック
とにかく一番重要な要素ですが、QRコードはあまりに小さすぎると読み取ることができなくなります。
一般的に印刷物における掲載サイズは一辺15mm〜20mm以上を推奨とされていますが、当然なるべく大きく掲載することで読み取り精度が上がります。
一方で、名刺等で用紙サイズ自体が小さかったり、チラシ等で掲載する情報量が多すぎて推奨サイズで掲載できる空きスペースがないという場面があります。

画像のようにQRコードは、基本的に文字の情報量が多ければ多いほど「セル」と呼ばれるコード内のドットが多く複雑なコードとなり、印刷時に潰さないためには大きく表示する必要があります。
逆を言えば、WEBサイトのトップページ(インデックス)のURL程度の少ない文字数の単純なコードであれば、推奨サイズよりもやや小さなコードでも読み取れる可能性が高くなります。
どうしても長いURLを使わないといけないといった場合は、短縮URLのサービスを使うなどして文字数自体を削減することも効果的です。
例えばAmazonの商品ページであれば、公式の共有ボタンからAmazon公式の短縮URLを取得することができます。
また、少し高度なテクニックとして、利用サービスによってはQRコードの生成時に「誤り訂正レベル」を設定することができるのですが、このレベルを上げると文字量が少なくても複雑なコードになってしまうため、そこまで汚れない想定の場合はレベルをなるべく下げてあげることで小さなスペースでも使いやすい単純なQRコードを生成することが可能です。

推奨サイズ以下だと一辺9mm程度でもサイトのURL程度なら経験上問題は起きなさそうなんだけど、当然コードの文字量や本番印刷の仕様にもよると思うのでこれなら絶対オッケー!とは断定できないので注意

テスト印刷で読み取れるかをチェックしてみるの、とっても大事!
外周の余白を消さない

QRコードの外周には必ず余白(クワイエットゾーン)が設けられています。
これは各種コードリーダーが「これはQRコードである」と認識するために必要なスペースであり、この余白のスペースがなければコードを読み取れなくなってしまう可能性があります。
余白のサイズは最小4セル(QRコードの中のドット1つ分が1セル)というルールが公式で定まっているので守るようにしましょう。

余白がない印刷物、案外見かけるからたまにちょっとビビる

普及しているiPhoneあたりは読み取り精度がかなり高いのと、コード自体がデカければ割となんとかなっちゃうと思うんだけど、余白は公式仕様なので守った方が当然安全かな
コードの印刷色は原則「黒一色(K100)」
各種コードリーダーのカメラはコードを読み取る際、コントラストで認識しています。
一番コントラストが強くはっきりと認識ができるのは白と黒となるため、QRコードは白黒のまま利用することが原則です。

印刷物の場合はCMYKを掛け合わせた黒は印刷時の版ズレにより精度が下がる可能性があるため、原則K100の黒一色で掲載することが望ましいとされています。
背景に色をつけたり、コード部の色を変えたりすることによってもコントラストが下がるため、読み込み精度が下がります。
また、白黒を反転させたコードはリーダーによっては読み込みできない場合があるため、こちらも非推奨となります。

正直、某SNSのアカウント共有用のQRコード画像が!!!許せない!!!!(過激派)

QRコード自体の誤り訂正の機能の加減もあって大きいと割となんとかなるし、画面上で普通に使う分にはかわいくていいと思うんだけどね……印刷物だとね……
長期利用するQRコードは大元のURLを管理する
基本的に印刷物のQRコードは遷移先のURLを書き換えることができません。
サイトの移転等でURLが変わってしまう場合はサイト側でリダイレクトを設定する。
ECサイト内の期間限定商品ページのように変動予定のあるURLのQRコードはなるべく掲載しないか、どうしても掲載が必要な場合は広告自体に有効期限を設けた上で一緒に記載しておく、といったフォローが必要になります。
QRコードの掲載時は、広告全体の長期的な運用をよく考えて利用するのが望ましいかどうかを見極めましょう。

一部のQRコード生成サービスの中には、後から遷移先のURLを変更できたり、アクセス解析を載せたりすることのできる高度なサービスもあるんだけど、大抵は一旦サービスサイトを経由して指定のURLに遷移させるものなので、サービス終了時のフォローを考えると長期利用には向かないような気がするかな、もちろんスポット的に使うなら便利なんだけどね

サイト移転時はリダイレクト期間中に名刺やパンフレットを順次交換していく、みたいなことも必要な場面があるだろうし、どの媒体に何のURLのQRコードを使ったか、とかも認識しておいた方がいいね
まとめ
QRコードは、正しく使えば現実世界からWEBコンテンツへの導線として非常に優秀なコードです。
チラシやパンフレット、名刺等の印刷物に利用する際は、注意すべき点を踏まえてトラブルを回避しましょう。

ちなみに「QRコード」の名称は株式会社デンソーウェーブさんの登録商標です

本記事のように名称自体を掲載する場合は媒体内のどこかに登録商標文を明記しよう!
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