ホームページの更新は重要!文章量やページ構造でSEOを強化しユーザーを満足させるコンテンツ配信を目指そう

更新の種類は主に2種類

ホームページの更新には主に2種類存在します。
ひとつは、記事やコンテンツの追加に伴うアップデート。
もうひとつは、デザインやマークアップ、プログラムのバグなど脆弱性の補完を行うアップデート

SEOで有効とされる記事の更新は、WEBで集客を行うには重要な要素となります。
更新を怠ったり、文章量や具体性、専門性を欠いたものに至っては更新する意味が殆どなく、当社も含め多くの企業が切磋琢磨しているような状況となります。

デザインやプログラムのバグ、脆弱性の補完を行うための更新は、ホームページへ流入するユーザーに対して、いかにストレスなく閲覧を提供できるかが重要になります。この更新を怠ると、離脱率が増加し、せっかくの情報がユーザーに届かないといったデメリットがあります。

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ホームページの更新って重要なのね。

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そうだよ、作って終わりじゃないのがホームページの難しいところなんだ。

記事やコンテンツ追加のメリット

記事やコンテンツの追加はメリットしかありません。
ただし、前述したように「文章量や具体性、専門性を欠いたもの」はあまりメリットがありません。

例えば、Twitterで扱うような短文で意味のない文章をホームページで頻繁に更新しても意味はなく、検索エンジンはもちろん、ユーザーにとっても有益ではありません。

では、どのようなコンテンツが重要かと言うと。
専門性があり、他のホームページが掲載していない情報や、誰かの悩みを解決するような情報です。
ここで重要なのが、文章量です。
文章量が多ければ多いほど良いというわけではありませんが、事象の具体性を追求していくと必然的に文章量が増えていきます。
wikipediaなどの文章量が多いのは、具体性が高く専門的な高いからです。

おおよその文章量は最低でも4,000文字程度あると、事象の具体性が高くなり、ユーザーを引きつける内容になると思います。
理想を言えば、100,000文字を超える程度、文章の具体性があると効果的です。
実際に検索エンジンでキーワードを入力し、上位に表示されるページはカテゴライズされた比較記事や、文章量が多く専門性・具体性の高い記事ばかりです。

記事やコンテンツの更新頻度は高い方がいいの?

記事やコンテンツの更新頻度は高い方がいい

記事やコンテンツの更新頻度は高い方が良いです。
ただし、一つ前のセクションで紹介した通り、内容の質が乏しく低いものに関しては更新の意味があまりありませんので、注意してください。

記事やコンテンツの更新頻度が高いと、検索エンジンのクロール頻度が上がり、短い周期でホームページの情報を取得するようになっていきます。
つまり、有益な情報を頻繁に発信する質の高いホームページとして検索エンジンが認識し、結果的に検索上位へ表示されるようになります。

検索上位で表示されるホームページになると、アクセス数が増え、結果的にお問い合わせや広告収入などのマネタイズも行えるようになり、収益化することが出来ます。

更新頻度の目安

更新頻度の目安は毎日が理想です。
常に新しい情報を高い品質で発信し続けることが非常に重要になります。

しかし、毎日記事を書くのは難しく、10,000文字程度の文章量になると片手間で行えないほど時間を消費します。
そのため、企業などの組織では文章を書くことに特化したライターと呼ばれる人材を雇用したり、アウトソーシングでライターに記事を発注し、記事の更新を行っています。
それくらい更新頻度は重要になっていきます。

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記事を書くのって意外と大変ね。
2,000文字を超えたくらいで自分が何をしているのかわからなくなるわ。

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ブロガーやライターと呼ばれる人も大変だわ。

ユーザーと検索エンジンに好まれる文章のポイント

ユーザーは基本的に単語区切りのキーワードを検索エンジンに入力して、検索を行います。
例えば「ホームページ 更新 SEO」だったり、「ホームページ 記事 文章量」だったりとそれぞれの単語が入力され、検索エンジンがマッチした情報を表示します。

ここで重要なのが、ユーザーが検索しそうな単語をあらかじめ予測し、記事のタイトルや説明(ディスクリプションと言います)として入力することです。

記事のタイトルやディスクリプションは、検索エンジンの検索結果で表示される重要な項目です。ユーザーが選びそうな単語をタイトルやディスクリプション内で露出させることで、クリック率を高め、ホームページへの流入を促せます。

同様にコンテンツや記事内の文章もタイトルに即した形の内容にします。あまりにもタイトルから掛け離れた内容になってしまうと、関連性がないため検索エンジンの表示も後退していく可能性が高くなります。

文章内の単語の並びもポイント

「東京 大学」というキーワードと「大学 東京」というキーワードでは表示される内容が異なります。
なぜなら、「東京 大学」と検索すると、東京大学に関連したコンテンツや記事が上位に表示され、「大学 東京」と検索すると、東京都にある大学をリストアップした内容が表示されるようになります。
このように、単語の並びも重要になりますので、文章を書く際には意識した方が良いです。

専門性の高い文章を目指そう

専門性の高い文章はユーザーにも検索エンジンにも好まれます。
なぜなら専門性の高い文章を書ける人間は専門家か、それに近しい知識の所有者であり、記事の信憑性が比較的高くなるからです。

やはり、素人より専門家の意見の方を誰もが重視しますよね。そう言った意味で専門性の高い情報は非常に有益な情報となります。

学術的な論文と同様、引用されるような専門性の高い記事やコンテンツを更新することで、他のホームページからの引用が増え、検索エンジンからより重宝されることになるでしょう。

コピーをせず、オリジナルの文章にしよう

インターネットが普及している現在では、有益な情報をコピーすることが容易です。
しかし、有益な情報はすでに検索結果の上位におり、検索結果の下位にあるページは上位のページより情報量が不足する傾向にあります。

そのため、コピーした文章は上位コンテンツのの二番煎じでしかないため、検索エンジンは有益な情報としてみなしません。
最も恐ろしいのが、コピーコンテンツとして検索エンジンが認識した場合のペナルティです。ペナルティを受けた場合は、検索結果から弾かれ、検索結果に露出することがなくなります。
そのようなことがないように、オリジナルの文章で記事やコンテンツを更新するのが重要です。

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一概に文章と言っても、色々と意識することが多いのね。

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自分の得意分野の記事やコンテンツを更新すれば、検索エンジンやユーザーから好まれる内容になるかもね。

ホームページのデザインを更新する重要性

ホームページのデザインを更新する重要性

次に、ホームページのデザインを更新する意味合いはあるのでしょうか。
答えは「ある」です。

当社の場合を例に挙げてご説明しますね。
2020年の年明けから、約1ヶ月間に当社のホームページのデザインを更新した回数は20回以上、更新箇所は100箇所以上に渡ります。

小さな更新だと、数ピクセルの余白調整、
大きなものだと、レイアウトの変更です。

皆さんの見ているこのブログも、昨年にはないデザインが数カ所に渡り散りばめられています。
具体的に言うと、リストでの表示方法やテーブルでの表示方法が追加されていたりします。

見た目を調整する重要なデザイン更新

ブログやコラムなど文章量が比較的多くなりがちなコンテンツは、デザインの精度を高めることで更に読みやすくなります。

文章を読みやすくすると、情報が伝わりやすいため、ユーザーの離脱率が減り、SNSでのフォローや記事への被リンク、引用が増加します。
そうすることで、検索エンジンからの評価も高まり、検索上位に表示される可能性も増えていきます。

コンテンツSEOを得意とする企業やサービスは、デザインを更新し、見やすいブログにすることでメリットがあるという事実を知っているため、記事が読みやすいよう、非常に細かく調整されております。

逆を言えば、口先だけのコンテンツSEOを提供している企業やサービスは、文字の羅列だけの読みづらい記事が多い傾向にあります。

ホームページのデザイン更新はユーザー目線に立つことが大事

ホームページは公開してからが勝負です。
いかに優れたデザイナーであっても、ユーザーの行動までは見抜けません。

ですので、ヒートマップやアクセス解析を利用して、どのページの離脱が多いか、どのページが必要されているのかをしっかりと調査し、改善を行なっていくことが大事です。

当社を例に出すと、ホームページ制作をメインに行なっておりますが、競合他社が多くなった都合で、他社と比較を行うお客様が多くいらっしゃいます。そのため、ページ下部に埋もれていた「当社の強み」を上部に露出し、より訴求力を強める構成に変更しています。

■参考:当社のホームページ制作のページ
https://webkid.co.jp/web/

ユーザーがどのようなコンテンツを探しているかは、関連キーワードのサジェストや検索ボリュームの比較、オーガニック検索でのワードなどで調査することができます。そういったユーザー目線でデザインの更新を行うことで、よりユーザーの求めるホームページへと成長できると思います。

マークアップを更新する重要性

ここで言うマークアップとはHTML言語を用いたタグの設定やそれに付随する操作を意味します。

こちらも当社の場合を例に挙げてご説明しますね。
2020年の年明けから、約1ヶ月間に当社のホームページのマークアップを更新した回数は35回以上、更新箇所は300箇所以上に渡ります。

具体的な例ですと、
マークアップの変更やページスピードの調整、プログラムの実行処理の高速化など、数えればキリがありません。

こちらはGoogle Analyticsなどの解析データとは別に、様々なツールを用いて修正を重ねることになります。Googleではマークアップ支援のため多くのサービスを提供しており、それを利用することで、Googleの検索エンジンが求めるホームページの構造へ近づけることができます。

Googleが提供するサービスを使ってホームページを更新

先のセクションで説明しました通り、Googleではマークアップ支援のため多くのサービスを提供しています。ここでは、そういったサービスの具体的な解説も含めてご説明いたします。

PageSpeed Insightsで表示速度を改善

Googleが提供するページのスピードを測定するツールです。
ページ速度が遅いとユーザーの離脱が増え、情報の伝達が難しくなることは勿論ですが、あまりにも遅いホームページだと検索順位が下がる可能性があることをGoogleが公式にアナウンスしています。

■PageSpeed Insights
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/?hl=JA

PageSpeed Insightsを持ちいれば、パソコンだけでなく、スマートフォンなどのモバイル端末が普及していますので、どちらの環境でも快適に閲覧できるよう様々な提案をしてくれます。
提案内容は様々ですが、画像の圧縮率やスクリプトの実行処理など専門的な知識となりますので、自身で更新が難しい方は制作会社に依頼すると良いでしょう。

ページスピードを改善するための制作会社の選び方
実際に制作会社のホームページをPageSpeed Insightsで測定してみましょう。結果が乏しい制作会社の場合、ページスピードを意識して制作を行なっていないため、依頼しても良い結果が得られない可能性があります。

Google Lighthouseで最適な構造へ

こちらはGoogleが提供するGoogle Chromeのアドオン(拡張機能)です。
Lighthouseでホームページを測定すると、様々な項目ごとにスコアが表示され改善方法が表示されます。Googleが公式に提供しているツールですので、スコアの信憑性は高いです。

■Google lighthouse
https://chrome.google.com/webstore/detail/lighthouse/blipmdconlkpinefehnmjammfjpmpbjk?hl=ja

また、当社でもLighthouseの使い方を説明している記事を書いていますので、そちらを参考に見てもらえればと思います。

■参考記事
Google公式のSEO内部施策チェックツール「Lighthouse」を使って、千葉のWeb制作会社を調査してみた

Lighthouseでの改善の提案を行うためには、ホームページの更新に関する専門知識が必要です。PageSpeed Insightsと同様にホームページを更新する際は、制作会社に依頼すると良いでしょう。

内部構造を改善するための制作会社の選び方
実際に制作会社のホームページをLighthouseで測定してみましょう。結果が乏しい制作会社の場合、内部構造を意識して制作を行なっていない可能性があり、依頼しても良い結果が得られない可能性があります。

HTMLタグを見直して検索エンジンに適切な情報を伝えよう

ホームページはHTMLという言語を用いて、構築します。
この言語はプログラミング言語と違い、マークアップ言語とよばれる言語です。
そのため、ひとつのミスで動かなくなるプログラミング言語とは違い、構造に大きなミスがあっても、そのまま表示してしまいます。

HTML言語は、タグを用いて構築します。
このタグの構造がおかしければ、検索エンジンに適切に情報が伝わらず、ユーザーの流入が見込めないといった状況に陥る可能性があります。

一般的にHTML言語の取得は簡単と言われますが、実は非常に奥が深いものです。
そのため、ホームページの情報と検索エンジンが取得する情報で差異が発生すると、検索結果に少なからず影響を与えてしまう恐れがあるのです。

中でもh1〜h6タグと呼ばれる「見出しを表すタグ」は検索エンジンに少なからず影響を及ぼす可能性があるので、もし自身の運営するホームページの構造が気になる場合、制作会社やSEO会社のような専門家に相談すると良いでしょう。

ホームページのタグの更新は必ずデータ解析を行おう

HTMLタグの変更を要するホームページの更新を行う場合、必ず変更前と変更後でデータを取得し、解析を行いましょう。

なぜなら、HTMLタグを変更することにより検索順位が低下する可能性があるからです。経験上、そこまで大きな順位変化はないかと思いますが、変更状況によって著しい変動も予測されるため、必ず変更前のバックアップを保持するのがベストです。

ホームページの規模が大きく、バックアップが難しい場合は一回に全てを変更せず、部分部分で更新を行なった方が、解析部分のみ結果が得られ、バックアップも取りやすいのでオススメです。

プログラムの脆弱性を補完する更新をしよう

プログラムの脆弱性を補完する更新

自身のホームページがWordpressなどのCMSを利用して作られている場合、
セキュリティアップデートが重要です。

WordPressの場合、本体の更新とプラグインの更新、テーマの更新があります。
それぞれの更新を行なっていない場合、セキュリティリスクとなるため、ホームページがクラッキング(不正ログインや乗っ取りなど)されやすくなると言われています。

ホームページがクラッキングされてしまうと、悪意のある改変がされてしまい企業の場合だと著しく信頼性をなくしてしまう原因になりかねません。
そういったことに対処するため、日常的にWordpressにログインする習慣をつけ、更新がないか確認する方が良いでしょう。

ホームページが乗っ取られてしまったら

ホームページが乗っ取られてしまった場合、まずは落ち着いて状況を整理しましょう。
バックアップは持っているか、サーバーへのアクセスは行えるか、クレームへの対処法など確認するべきことは多くあります。

ホームページの管理を制作会社にお願いしている場合、
制作会社に連絡
して早急に対応してもらってください。

ご自身で管理を行っている場合は、まずサーバーへのログインが行えるか試してみましょう。ログインが行えない場合、サーバーを運営する会社に連絡します。
連絡がつかない場合はドメインのDNSを一時的に変更するなどして、クレームがこないよう応急処置的にリダイレクトをかけると良いかもしれません。

サーバーに入れるがバックパックが存在しない場合、もしかしたらレンタルサーバーの機能で自動バックアップをしているかもしれませんので、そこから復元を試みましょう。

まとめ

今回の記事に書きました通り、ホームページの更新は非常に大切なものとなっています。
ブログをはじめとした記事などのコンテンツ更新はSEOに有効ですし、デザイン上の更新もユーザーへ最適な閲覧環境を提供するという意味で大切な要素であることは間違いありません。

ホームページの更新を放ったらかしで、放置している方はこれを機に更新を行ってみてはいかがでしょうか。意外なところで、アクセス数が伸びたり、お問い合わせ数が増えて集客に繋がるかもしれません。

以上、フロントエンドのたくとでした。